2017.12.18 [ 自然・名水・秘境 ]
「坊主岳」から見下ろす木曽路
みなさん、こんにちは~! 木曽の魅力探検隊、会計センターのサイクリストKです。
こちらは中央アルプスの北端、奈良井の「坊主岳」の山頂の様子です。積雪は30cmほど、すっかり冬の景色となっていました。
12月9日、木曽から自宅へ戻る途中に「坊主岳」に登ってみました。
登山口は「奈良井川ダム湖」の湖沿い、「坊主岳登山口」という看板が立っているのでわかりやすいです。
前日に降った雪が少し積もっていましたので、滑り止めが必要です。この山は標高1960mと、そんなに高い山ではないのですが、登山口からの標高差約900mを、2.5kmくらいの行程で一気に登るので・・・序盤からずっと急登坂なのです!
途中で「男坂」、「女坂」なんて標識があって、コースが分れていますが・・・どちらも斜度がきつくて変わりないです!(笑) この日は自分の他に人の入った様子はなく、登山道には小動物の足跡だけ・・・先行するウサギやキツネの足跡を追いかけて、新雪の感触を楽しみながら進みます。
登っても、登っても続く急坂に、何度も心が折れながら・・・ようやく山頂まであと10分の表示が! でも、ここからが一番きつい上り坂なのです!! 積もった雪の下はアイスバーンで、爪をたてながら一歩一歩進みます。 坊主岳・・・、最後の最後まで手強い里山です。
山頂付近まで登ると、一気に視界が開けます! その名のとおり、山頂は坊主頭。 木がないので、この標高でも360度のパノラマを楽しむことが出来るのです。
里山では、頑張って登ってきても、山頂からの景色が見えないことも多々あるので、ここはお勧めの展望台です!伊那方面の街並みから東信方面の山並みまで見渡すことが出来ます。
ただ、この日は里は晴れていたのに、周囲の標高の高い山々は雲に覆われていて、眺望はイマイチ。こちらは中央アルプス「木曽駒ヶ岳」方面。
こちらは「御嶽山」、ちょうどこの日はスキー場開きでしたね!
木祖村を見下ろすと、木曽川沿いの集落が白い帯のように・・・、そして、御嶽白菜の広い圃場が見えます。
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