南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 南信州お散歩日和 > その他 > 採種園の管理方法の断幹の研修を行いました!

採種園の管理方法の断幹の研修を行いました!

こんにちは!林務課林産係です。

12月に入り、南信州地域も朝晩冷え込むようになり、毎朝、布団から出るのも億劫な時期になりました(=_=)

南信州地域の風物詩の一つ柿暖簾は、乾燥も終わり出荷の最盛期を迎えています!!

(写真 高森町 松源寺の干し柿)

さて、前回のブログでは、高森町の高森採種園で木の種を収穫する様子を紹介しました。

↓前回のブログはコチラ

https://blog.nagano-ken.jp/shimoina/other/36928.html

採種園は、種の収穫を行うことを目的にしているため、種を取りやすいように木の形を整える必要があります。木の形を整える方法の1つに、『断幹』と呼ばれる作業があります。断幹とは、文字通り木の幹を途中で切り、木の高さを低く抑える作業です。先日、お隣の木曽管内で断幹作業を含む、採種園の管理技術についての研修があったため、今回はその時の様子を紹介したいと思います!

午前は、採種園についての基本的な知識や管理方法について座学で学びました✎

(写真 座学の様子)

午後は、いよいよ現場にて断幹の実習です!

場所は、南木曽町の大原採種園で行いました!🌲平成28年に一度断幹を行いましたが、4年以上たち、木が高くなってきたので、再度断幹を行うことにしました。(3年毎に行うのが、具合がいいのですが・・・)

(写真 断幹作業の手順を学ぶ参加者)

(写真 幹が途中から2股になっているところが前回の断幹箇所)

断幹の作業は、木の幹を切るため木の成長に大きな影響を与えます。幹を切る位置を下にしすぎてしまうと葉の量が急激に減ってしまい、最悪の場合枯れてしまう恐れがあります。そのため、幹を切る高さを慎重に決めなければなりません。全体の葉の量のおよそ3分の1から半分の間が目安です。

(写真 断幹作業の模式図)

1本の木をぐるりと1周し、葉や枝の付き方を見て、話し合ってから切る場所を決めました。

(写真 断幹を行う位置を相談している様子)

1 2

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404