2022.06.01 [ その他 ]
南信州農ある暮らし入門研修~第1回~
こんにちは、農業農村支援センターのTです。
日差しが強さを増し、緑もより一層濃さを増してきました。
そんな夏の訪れとともに、農業農村支援センターでは、『南信州農ある暮らし入門研修』をスタートしました!
『南信州農ある暮らし入門研修』とは、南信州への移住希望者、移住間もない方、定年退職者等を対象に、農に親しむ体験型研修です。
平成30年度から始まったこの研修。
今年度は5月13日、9月2日、11月25日の計3回のスケジュールで行います。
実際に夏野菜や秋野菜の植付け・種まき、収穫を体験するなかで、土に触れる楽しさを感じたり、様々な野菜を栽培する際のコツを学ぶことができます。
参加者の方は、
「最近他県から移住してきたばかりで全く家庭菜園をしたことがないため体験してみたい」、
「実際に自分の家で家庭菜園をするなかでうまくいかないことが色々あるため勉強したい」
といった様々な思いから、この研修に参加してくださいました。
今回は第1回目の研修の様子をお届けします!
本来は5月13日に夏野菜の植付け・種まきを行う予定でしたが、あいにくの雨だったため、参加者の皆さんから作ってみたいという声の多かった“きゅうり”の栽培方法を中心に座学を行い、ほ場での作業は別の日に行いました。
座学の中で講師の先生から、きゅうりの栽培においては、「樹の勢いの維持と実をならせることのバランスが重要」という話がありました。
樹の勢いがつきすぎても実があまりならず、実がなりすぎてもその重さに樹が耐えることができないため、調整が大切とのこと。
そのほかにも、株元が込まないようにするのは、良く光をあてつつ、虫がつかないようにするためという説明があり、栽培における一つ一つの作業は、先のことを見通したうえでの計画的な行動であることがわかり勉強になりました。
参加者の方からも、講師の先生の話に「そういうことか~」「なるほど」といった声がたくさん聞けました
また、下の写真の苗に関する紹介もありました。
これはピーマンの苗ですが、通常の苗と違う点があります。
それは、ウイルスによる病気にかかりにくいように、苗にワクチン接種してあることです。
人間と同じで、ワクチン接種してある苗はウイルスによる病気になりにくいんですよ
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