2014.10.17 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(8)吊り橋渡って秘境駅「為栗」
地域政策課のHKです。
飯田線シリーズ、今回は「為栗(してぐり)」駅を紹介します。
飯田線有数の難読駅です。(知らないと、まず読めませんよね)
(為栗駅基本データ)
- 無人駅
- ホーム 1面1線
- 場所 長野県下伊那郡天龍村平岡字為栗
- 開業 昭和11年
- 一日平均乗車人員 8人(平成23年度)
この駅は、秘境駅として鉄道ファンには有名な駅です。
牛山隆信氏のホームページ「全国秘境駅ランキング」で、19位にランクされています。(2014年10月現在)
開業後しばらくは周囲に集落がありましたが、戦後の平岡ダム完成により天竜川の水位が上がり水没してしまったため、現在のような秘境駅となりました。
また、かつては同じ天龍村の平岡駅との間に「遠山口駅」がありました。
しかし、同様に天竜川水位上昇のため、線路付け替えが行われ、昭和26年に廃止されました。
そのせいか、為栗・平岡駅間は4.7kmと飯田線では長めの駅間距離となっています。
駅は単純な作りで、1面のホームに線路が一本。中央には待合所があります。
そして、ホームのすぐ向かいには、天竜川を見下ろすようにお墓がありました。
待合所もシンプルな作りで、戸は付いていません。
(下の写真:ホームから飯田方面)
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