2013.12.03 [ わたしたちの仕事 ]
より乾いた木質チップを届けるための取り組み! ~その7~
かもしか@林務課です。
さあ、木材乾燥の報告すべき結果がどんどん出てきています。
時系列に沿ってご紹介しましょう。
アカマツを乾かし始めて1ヶ月が経ちました。
例によって積んであるものを取り出して、サンプルをとって
乾燥しました。
なお、初期の水分と比べてみてください。↓
まだまだ水を多く含んでいますねぇ。
しかも水の重さのほうが多いレベルです。
今年は、夏から秋に季節がきっかりと変わった感があります。
樹種の違いもありますし、暑さにさらされた時間が少なかったから
かも知れません。
木材を置いてある場所は、比較的に乾燥しているのですが……
皮を剥いたものは水分の飛びが早いという結果は相変わらずです。
さてさて、カラマツ・アカマツ1箇所ずつじゃ甘い! とばかりに、
もう一箇所ずつ乾燥実験場所を増やしましたよ!
新しいカラマツの実験地の様子
新しいアカマツの実験地の様子
乾燥させる時期は、温度の高い季節とは限りません。新たな
試験地で秋~冬のデータをとり、検討を重ねる予定です。
新たな場所はカラマツは問題ないのですが、アカマツは沢地で
ぬかるみ、長靴が抜けなくなるほどの場所です。
初期値からして、とても対照的です。
どうなってしまうんでしょうか。
ここで、最初に設置したカラマツの3ヶ月目の乾燥測定結果が
手元に届きました。
驚くべき結果です!
でも残念、発表は次回に行います! お楽しみに!
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