みなさん、こんにちは。
佐久地域振興局の岳人です。今回は佐久地区みどりの少年団交流集会の様子をお伝えしたいと思います。
この集会は、佐久地区の「みどりの少年団」12団が集まり、自然の中でみどりに触れたり、環境などを身近に感じながら、交流を深めることを目的としています。
今回はNPO法人やまぼうし自然学校さんに企画や運営の御協力をいただきました。
ありがとうございます(^O^)
そして、開催地はここです!!
蓼科山がきれいに見える、立科町の南平公園です!! 標高は1,640mもあり、暑い街中に比べれば涼しかったです!(^^)!
この会場は昭和61年に全国育樹祭を開催した場所でもあり、上皇さまもご訪問された場所でもあります。
育樹祭は毎年どこかの都道府県で開催されています。ちなみに今年は沖縄県で開催予定です。
交流集会に先立ち、開会式ではそれぞれの少年団で行っている日ごろの活動発表を行っていただきました!
どの少年団でも、地域のみなさんと交流をしながら、森を守る魅力的な活動をしていました( ;∀;)
実際に木や森に触れながら体験をしていて、これからもぜひ活動を続けて、木や森林を大切に思ってくれればいいなと思います!
開会式が終われば、お待ちかねの体験活動です!!!
今回の体験活動は大きく2つあります。
まず1つは
森を感じるネイチャーゲームの「森のつながり探し」です。
「森のつながり探し」シートの一番上のお題は会場にたくさんある「笹」で、この「笹」からスタートしてつながりのある森のお宝を探すゲームです。笹から始まって、下のように同じ特徴のつながりを持つ「お宝」を探して、またさらにその「お宝」と同じ特徴のつながりを持つ「お宝」を見つけて、下のようなつながりシートを完成させるゲームです。
森の中にあるいろいろなものを見た目や色、形、触感、匂いなど様々な特徴を五感を頼りに探してもらいました。
さっそく森の中に入って、つながり探し開始です!!!
森の中にはいろいろなものがあります。
みなさん、いろいろなもののつながり探しをしていました!
つながり探しの会場には、途中いろいろな「なぜ?」もありました。
カラマツの木が倒れていたり
笹の先端がなくなっていたり、
つながり探しをするだけでなく、「なぜ?」から森のことを考えてもらうきっかけになればと思います。それぞれに考え方があり、意見を出しあってくれていましたよ!
つながり探しのコースの最終地点では、川の水に実際に触れて水温を感じたり、普段はなかなか触れることができない冷たい水を触り、水温を当てたりもしました。
また、最終地点では笹の葉と引き換えに笹茶も飲むことができました( ^^)
普段飲んだことがない笹茶にみなさん興味深々でした!
「味はジャスミンティーのような甘いお茶のような味だった」という子や「飲んだことない味」、など様々な感想がありました。
ぐるっとつながり探しエリアを終えたらみなさん思い思いのつながりシートが完成していいました(‘ω’)
あっという驚くつながりや個性のあるつながりをみせてもらえました。
つながり探しの次はこれです!!
2つめは森のめぐみである木を使ってのクラフト活動です( ;∀;)
みんなナイフをうまく使って、いろんな木のペンダントを作っていました!
森の恵みの木を加工していろいろなものに活かせることを考えるきっかけになればなと思います。。。
いろんな作品が完成しました!
友達や家族にプレゼントするという子もいました。
最後の閉会式では、つながり探しの発表や振り返り発表をしていただきました。
自分の作ったつながりや活動を発表することで、自分と森とのつながりをもう1度考えるきっかけになったと思います。
みどりの少年団の交流集会は毎年開催しており、毎年多くの少年団員に集まっていただいております。
私たちのかけがえのない財産である森林を次世代につなげることはとても大切で、実際に森の中に入り、森林や林業、環境などに関わることで少しでも考えるきっかけになればいいなと思います。多くの少年団員は普段気づくことが少ないものや見たことのないものを発見し、嬉しそうに報告している姿も見られました。
そういった体験を通じて、自然や緑を守り育てる心を持っていただければなと思います。。
閉会式終了後はいま問題となっている豚コレラの拡大を防ぐために、帰り道に石灰を敷いて、足元の消毒をしてから帰宅していただきました。
佐久地域振興局林務課
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