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木質チップボイラをご検討の方にご説明してきました!

かもしか@林務課です。

プロジェクトが始まって「営業」をおこなった結果、いくつかの反応がありました。
今回はその一つについて、御紹介します。

(なお諸般の事情により、先方の情報は現時点で明らかにできないので
ご了承ください)

その施設に到着してから、まずボイラを見に行きましょうということになりました。
「では、車で行きましょう
えっ、ボイラを見に車で行くのですか?!

車で急な坂道を上がって、登りつめたところにボイラ室がありました。
かなりの年季が入っています。

ボイラ室の内部です。驚いたのは、外観とは裏腹にとても綺麗だったことです。
たいていボイラ室は、油で汚れていたり工具が雑然としていたりするものですが、
そんなことは全く無く、ボイラマンの管理がしっかりしていることがわかります。

ボイラの状況です。重油焚きのボイラは年季が入っており、聞くと20年は経過
しているものでした。手入れが行き届いているせいか、順調に動いているようです。

ボイラ室内にこんな掲示がありました。熱を効率良く使うために「地域暖房」という
言葉を最近になってよく聞くように思うのですが、この図がつくられたのは、なんと
昭和52年
当時の技術者が知恵を絞って、誠実に考えたものだと思います。

さて、お話を伺うと、
・ボイラの老朽化が課題
・周辺のアカマツの松枯れ被害木を利用し、被害拡大阻止と林業の活性化
につながらないか
・カーボンオフセット(J-VER制度)導入の可能性について知りたい
とのことであり、

・関連事業や木質チップボイラの概要
・全て木質ボイラに換えた場合の節減費、削減量
・ボイラの導入だけでなくエネルギーのロスの検討も併せておこなう必要性
などについてご説明しました。

今回の案件は、全て燃料を木質チップに換えると
年間約800万円の節減、CO2排出量約800tの削減
につながるものです。
(上記の数字は理論値であり、施設等の都合により達成できないことがあります)

今後も導入に向けてのサポートを続けていきます。

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