みなさんは「八千穂地区かわまちづくり計画」をご存じでしょうか??
まず、かわまちづくりってなに??ってなりますよね。
私なりの理解はこんなかんじです。
安全・安心な河川への整備をするとともに、河川空間を積極的に利用したまちづくりを行うこと。
また、今まで別々に考えられていた河川整備とまちづくりを合わせて考えること。
かわまちづくりの具体例としては、大阪市の道頓堀を思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。
従来の川沿いの道よりも川面と近いため、川を身近に感じることができます。また、川沿いの店舗の入り口を川側に向けるたり、オープンカフェを設けたりすることで、今まで利用することができていなかった水辺を利用できるようにしています。
夜景ももちろんきれいですが、昼間も賑わいがあっていいですよね!
八千穂地区でも、町や県など様々な主体により地域の魅力を引き出すとともに、地域活性化を図ることを目的にかわまちづくりを進めることとなりました。
「かわまちづくり」には、国土交通省が行う「かわまちづくり支援制度」があり、計画の登録を行うことでハード・ソフトの両面から支援を受けることができます。
八千穂地区かわまちづくりは今年8月に「かわまちづくり支援制度」に登録され、9月上旬に登録証の伝達式が行われました。
ここからは、八千穂地区かわまちづくりがどんな計画なのか、どんなものができるかなど、みなさんの気になるところを取り上げていきたいと思います!
八千穂地区かわまちづくりでは、道の駅等施設だけの整備ではなく、周辺の環境も一緒に整備するために3つのフィールドに分けて空間づくりを行います。
1つ目は、道の駅を中心とした大石川フィールド!
大石川は白駒の池を源流とし、北八ヶ岳の麓からの清流は夏でも水が冷たく、上流には民家等が少ないため、自然のままのきれいな水が流れる川です。渓流釣りが盛んで、蛍の生息地にもなっています。
このフィールドでは、釣りや滝つぼ体験、放流等漁場整備体験、蛍の観察等水と触れ合う機会をイベント等を通して提供する予定です。他ではできない貴重な体験ができそうですよね!
フィールドの拠点となる道の駅は、中部横断自動車道八千穂高原ICの東、約400mに位置する国道299号沿いに建設予定です。道の駅の名称はまだ決まっておらず、仮称は「八千穂高原IC」です。道の駅は約2900平方メートルあり、中には農畜産物などの直売所や観光案内所、アウトドア用品のレンタルや販売を行う施設が入る予定です。道の駅の開業は2024年夏を目指しています。
2つ目は、愛宕公園を中心とする千曲川フィールド!
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