「旬」の宅配便~佐久っと通信~ いつでも新鮮! 職員が見つけた佐久地域の「旬」の魅力をお届けします。 どうぞ、さくっと見てください。

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青空に映える南相木のカラマツの家!

南相木村に新しい村営住宅ができました!
完成見学会に行ってきました、環境課すきぱとがご紹介します。

昨年から建築が行われていた村営住宅プロジェクト。
その部材のほとんどを、村内で育まれたカラマツ材を使用しています。

カラマツは佐久地域の風景とも言っていい、地域の木です。
これまで、主に工事用坑木の需要を見越して植林されてきたカラマツですが、若いカラマツがまだ木として成長しきっていないため、曲がりやすかったり、ヤニが出たりするなどして、建築材としては敬遠されてきた経緯があります。
しかし、現代になって、木がしっかりと成長し、木材の乾燥技術が発展した今、その欠点が克服されてきました。そのため、本来の特徴である「固さ」を生かし、優良な建築材として見直されはじめています。

そのカラマツ材のモデルハウスとも言うべき南相木村の村営住宅。
カラマツ独特の赤みが、センスのある建物デザインとして引き立たせています。

晴天率の高い佐久地域において、このカラマツの家のデザインは澄み切った佐久の青空によく映えます
新しい村の風景になりそうな雰囲気が出ていますね。

設計にはカラマツの特性を生かした様々な工夫が施されています。
その工夫の一つとして、キッチンの棚に注目です。

カラマツは年輪がしっかり刻まれる特徴があります。
板として乾燥すると、年輪部分の固いところが浮き上がるようになるそうです。
板としての欠点か、と思いきや、それを生かして、天然の滑り止めとして利用しています。
お皿など滑って落ちないよう、人工的に加工するのではなく、素材の特徴を生かしたデザインで、暮らしの空間に木の統一感を作り出してくれています。

青空に映えるカラマツの家がある南相木村。
詳しいことは下記までお問い合わせください!

南相木村ウェブサイト

(佐久地域振興局環境課 0267-63-3166)

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