2013.10.04 [ 佐久のイベント ]
全国川サミットin川上に行ってきました
佐久建設事務所のIです。
9月28、29日の両日にかけて第22回全国川サミットin川上「流域文化に学ぶ」が開催され、県内外の市区町村名に一級河川の名をもったり流域の首長さんなどが集合されました。
長野県の素晴らしさは、標高が高いがうえ、他の地域にはない自然からの恵みとして優れたものがあります。
今年のサミットは、高原野菜の産地、千曲川源流の里「川上村」にておこなわれました。川上村は、昭和25年朝鮮戦争が始まり米軍の特需により特に生鮮野菜として夏にレタスを生産するきっかけになり、冷涼な貧しかった村から今の高原野菜の代表的な産地になった経緯があるとのこと。
千曲川の上流ってこんなに澄んだ透明度の高い冷たい水なのと手を入れて初めて分かりました。
川が運輸の役目をした時代がかつて信州にもあり、地域の産業を支え、川の流れがつくり出す環境と景観が観光、文化、歴史に関わってきたのです。
信州には、原風景の代表の蒼い空、蒼い山、蒼い川がある。蒼い映像が目に浮かびませんか。美しく大事にしたい澄んだ空気、濃いみどり、透明な水。
会場では、藤岡牧夫氏の千曲川を題材としたアクリル画が展示され、それは絶賛でした。今までにお目にかかったことのない新鮮なメルヘン世界にいざなう鮮明な画面に魅了されました。
会場の展示物には千曲川右岸にある大深山遺跡から出土した人面香炉型土器ウルトラマンが印象的でした。
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