2019.08.01 [ 佐久のイベント ]
全長45mの日本一の龍が舞う!「信州御代田・龍神まつり」の真楽寺に行ってみました!
こんにちは。商工観光課のまっさんです。
信州御代田の夏の一大イベント!「龍神まつり」をご存じですか?
この地方に伝わる「甲賀三郎龍伝説」をモチーフに、おそらく日本で一番長いと言われる全長45mもある龍神が、爆竹や龍神太鼓保存会「鼓響」の太鼓の音とともに舞い踊る、大迫力のお祭りです!
一日かけて御代田町内の、真楽寺、御代田駅前・まつり道路、龍神の杜公園と、各所で龍神の舞が披露されます。
※お祭りの詳細や甲賀三郎龍伝説の詳細は、御代田町HPをご覧ください。
昨年は台風のため中止となった龍神まつり。今回、2年ぶりとなる龍神まつりを、「龍神開眼式」も行われる龍神伝説ゆかりの地「真楽寺」を訪れて、熱気を体感しに行きました!
と、本当は「龍神開眼式」から見てみたかったまっさんですが、出発が遅れ、まっさん到着時すでに式は終わっており、真楽寺での龍神の舞も佳境。
江戸時代建造の三重塔の前を、甲賀三郎龍が舞い踊っている最中でした。
爆竹や太鼓の音、龍神の咆哮?が響き渡る中、担ぎ手の皆さんが境内を疾走します。
真楽寺龍神の舞の締めくくりは、長~い階段を下る下り龍。「階段の下から写真を撮りたい!」と思ったのも後の祭り。このアングルしか撮れず、まっさんのリサーチ不足が悔やまれます。
急いで階段の下に駆けつけると、階段を下りきった龍神に出くわしました。ビカーっと目を光らせながら唸り声を上げる龍神さまの姿は、その昔怪獣大好き少年だったまっさんのワクワク心をくすぐります。
終了間際に到着したまっさんがリポートできるのはこのくらいですが、過去に先人が一連の流れを投稿してくれていました!お祭りについてもっと知りたい方はこちらもご覧ください!
さて。
龍神の舞は終了してしまいましたが、怪獣だけでなくお寺も好きなまっさん。せっかく来たので、お祭りの後の静けさを取り戻した真楽寺も満喫していきます。
真楽寺の正面から入ると、まず出迎える仁王門。普段の真楽寺は、昔からの風景を残したとても静かで雰囲気のある場所です。
苔の絨毯が素敵です。
参道の右手に、甲賀三郎伝説発祥の池、大沼の池があります。信州の名水・秘水に認定されており、とても透き通った水をたたえています。
静かに池を見つめる龍神さま。
美しい杉並木の参道です。先ほど龍神が下りていた階段を上ると、観音堂があります。真楽寺のルーツは、聖徳太子の父・用明天皇の勅願により、587年に浅間山の鎮守の祈願所として建立されたのがはじまり。観音堂や三重塔など、現存する建造物は江戸時代のものが多いようです。
観音堂の脇にある「逆さ梅」。頼朝公が浅間山の巻き狩りに来た際に、梅の枝を地面に逆に突き刺して、以来花が下向きに咲く珍しい「逆さ梅」になったとのこと。
三重塔と、樹齢千年あまりの神代杉。幹の下の黒い空洞は、1816年の火災の焦げだそうです。
立派な本堂でお参りしていきます。
本堂横の建物で御朱印ももらえますので、お参りの際にはぜひ。(写真は別の日にいただいたものです。令和最初の日に来たのがバレてしまった)
以上、2019年の「信州御代田・龍神まつり」の真楽寺での舞の様子と、祭りの後の静かな真楽寺をご紹介しました!
龍神の杜公園での夜の舞なども圧巻の迫力らしいので、またの機会に見てみたいです。皆様もぜひ来年の龍神まつりや、美しい真楽寺にお出かけください!
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