長野県では「日本一創業しやすい環境づくり」を目指しており、下記に代表されるような様々な創業者支援の施策を行っております。佐久地方事務所商工観光課では「創業者インタビュー」と題して、佐久管内にて創業された5年以内の事業者に訪問して伺ったお話を発信しています。
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「長野県中小企業融資制度―創業支援資金―」
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「創業等応援減税」
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「専門家派遣事業(創業間もない事業者向け)」
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「よろず支援拠点」
本日は御代田町にある株式会社ペースアラウンド代表取締役の山岸正明さんにお話を伺いました。
―こんにちは。本日はよろしくお願いします。最初に創業のきっかけを教えてください。
学生のころから雑貨屋やインテリアが好きだったのでそれを仕事にしたいと思っていました。そこでいろんな会社で雑貨やインテリアの仕事を経験してきたのですが、会社ごとに特色やスタイルも違うため、自分の理想を追求するには自分で創業する必要があると思い、いつかは独立したいと思っていました。そんな中で物件が見つかったこともあり、タイミングが良かったので創業しました。
―理想のお店とはどのようなお店ですか。
美術や音楽等の芸術には素晴らしいものが多いと思うのですが、美術館や博物館、コンサート等に出向いて行くことができる一部の人でないと体験ができないという側面があり、身近に感じられる機会を設けられないかと感じていました。また、日常の中にあるちょっといいなと思う物や作り手の想いが込められた物に囲まれた生活をすることはとても豊かなことなのではないかと思い、応用美術と呼ばれるような日常にあるいいなと思うものを広めたいと思いました。そして、北欧テイストやモダンテイストと限定するのではなく、自分の感性で自由に選べるお店を作りたいと思ってこのお店をオープンさせました。
―他社との一番の違いを教えてください。
より造り手側の想いにフォーカスしたいと考えています。売れる商品だから取り扱う、流行っている商品だから取り扱うのではなく、すごく売れるというわけではないかもしれないがこんな良いものがあるとか、古いものであるけれども今の生活にも馴染むデザインというような普遍性のあるものであったり、機能性があるものであったりを取扱っています。
―この場所を選んだ理由を教えてください。
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