自然が多い場所で、ゆったりとスペースが取れる場所を探しました。東京のように人口が多い場所も魅力的ではありましたが、この広さと自然は東京では真似できないため、お店として可能性があると思っています。
―お客様はどんな方がいらっしゃるのでしょうか。
この地元の人や周辺の市町村にお住まいの方にもいらっしゃっていただいています。
―創業にあたって参考にしたものを教えてください。
マーケティングや陳列方法は自分の前職までの経験です。その他は、イギリスにあるBaileys(ベイリーズ)というお店も参考にしています。そのお店はロンドンから300キロくらいの郊外にあるにもかかわらず、たくさんの人がわざわざ訪ねて行くんです。私も同じように東京ではなく地方で勝負して、ここに来ていただけるようなお店にしたいと思います。
―創業前と後のギャップを教えてください。
創業当時にある程度来店者数の予測を立てていたのですが、実際にお店をオープンしてみるとその予想を大きく下回ってしまい、そこから軌道修正することが大変でした。
―どのように軌道修正をしたのですか。
大きく分けて3つあります。
1点目はショップカードを工夫して、当店のことを知っていただき、入りやすくしました。ただ、住所や連絡先を書くだけでなく、このショップカードを見れば、当社がどんなものを売っているのか、どんな場所かということが分かるようにしました。そして、それをカフェや美容室に置いていただいたり、周辺の家にポスティングをしたりしました。
2点目は取り扱い品目を増やしました。確かに在庫負担が増えますが、雑貨だけでなく、洋服やワイン等いろいろな物を取り揃えた結果、お客様に色々な目的で来ていただけるようになりました。
3点目はカフェを併設しました。雑貨だけですと、お客様は一度入ると買わないといけないと思うようです。でもカフェがあれば、お茶をするために来店して、欲しいものがあったら買うということができます。また当社は本も置いてありますので旦那さんと一緒に来店して、旦那さんがお茶をして本を読んでいる間に奥様が雑貨を選ぶということができるようになり、徐々にお客様が来店して下さるようになりました。
―創業して良かったことを教えてください。
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