2011.04.28 [南信州ビール(駒ヶ根市) 竹平考輝さん]
地域性や文化性が、もっと強い地域を作る
-最初は商品開発とはあまり関係なかったんですね。
でも、それから醸造などビールを作るほうのことも覚えていく中で、面白い発見をしたんです。それまでは工業系の仕事をしていたので、機能がはっきりしている世界だったんですよ。お酒の世界でいえば、機能はアルコールで「酔うか酔わないか」ですよね。でもそれとは別に嗜好の世界がある。「○を出す人もいれば×を出す人もいる」ということに非常に興味が出てきました。人の感性に頼る部分が大きい世界に飛び込んだことによって、視野がワーッと広がったんです。ああ、なんでもできると。それでもう、のめりこむような感じで。○か×かのどちらかを決めるのではなく、その人がおいしいって思って、その人の中で100点だったらいいじゃないのって。それを認められるようなお酒の文化ができたほうがもっと面白いんじゃないかって。
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