2022.08.04 [ 長野地域の【暮らし】その他 ]
【ながの再発見】お仕事紹介/産業保安(高圧ガス・LPガス・火薬類・電気)
こんにちは! 長野地域振興局商工観光課工業係のKです。
今年は例年になく梅雨明けが早く、8月に入ってからは連日のように蒸し暑い日が続いていて大変ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、当課のお仕事紹介シリーズの第一弾として、今回はタイトルの一部にもありますように、いくつかある産業保安のひとつ、火薬類の安全についてご紹介したいと思います。
ひとくちに火薬類の安全といっても、どんなことをやっているの?とお考えだと思いますが、火薬類の製造・販売等の許可、譲受・消費等の許可、保安検査、立入検査などがあります。また、猟銃等に係るものを含みます。
火薬類は、宇宙ロケットや自動車のエアバック、ダイナマイト、花火(注1)など広範・多岐にわたり利用されていますが、取扱いによっては危険なこともあります。当課では「火薬類取締法」の適正な運用等によって、火薬類保安の確保を図っています。
ところで、火薬類の中で皆さんにいちばん身近なのが、花火ではないでしょうか。
花火を打ち上げるには、がん具煙火(おもちゃ花火)を除き法令に基づく許可(煙火消費許可)が必要です。許可を受けたあと主催者は、保安距離(打上げの花火の大きさによる法令上の距離)を保ち安全を確保したうえで、事故の無いように細心の注意を払い催行しています。
季節ごとの神社のお祭りや花火大会など、これから頻繁に観る機会が増えるのではないでしょうか。夜空に打ち上げられるスターマイン、創作花火、仕掛け花火など花火師さんの腕も見どころです。打上げ会場等のルールを守ったうえで、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
(注1)花火とは、法律用語では「煙火(えんか)」と呼ばれ、火薬類を燃焼または爆発させることにより、光や音、煙を発生させるものを指します。花火大会などでおなじみの観賞用の他、運動会やお祭りの合図で使用される音だけの信号としても用いられています。
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