商工観光課のTローです。
今年も「タケノコ」のシーズンがやってきましたね。
長野県の北信地方でタケノコといえば、もちろん「ネマガリダケ(根曲がり竹)」です。
各ご家庭や地域によって違うかもしれませんが、サバ缶とともに味噌汁にして味わうスタイルが一般的でしょうか。
毎年大量に食べてますけど、本当に美味しいですよね~
そんな優秀食材ネマガリダケの産地として有名なのが「高山村」。
高山村では毎年5月下旬から6月下旬までの約一か月間、村の公・共有林への入山規制を解除して、入山者(タケノコ採り)を受け入れていますが、昨年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で入山規制解除は見送られました…。
しかし!
今年は5月29日(土)から6月27日(日)まで開放されることが決まり、2年ぶりのタケノコ採りが解禁されたわけです!
期間限定ということもあって、存分にひと採り楽しんでいただきたいところではありますが、毎年のように「遭難事故」が発生していることをご存知でしょうか。
そんなわけで、規制解除初日は「須高地区山岳遭難防止対策協会」による街頭啓発活動を行っています。
高山村長自ら入山時の注意を呼びかけ。
入山時には以下の点を絶対順守!
・携帯電話またはラジオ、笛、雨具を必ず持参
・2人以上で一緒に行動
・迷ったら慌てず動かずすぐ連絡
・沢沿いは危険、高いところに登る
・熊の出没に注意
・山火事にも注意
また、入山する方法についてですが、
規制が解除される山林は「山田牧場周辺(山田温泉方面)」と「万山望周辺(万座温泉方面)」の2か所です。
高山村子安橋付近。
ここから二股に分かれて数キロ程上っていくとそれぞれ「料金所」があるので、そこで協力金(一人1,000円)を支払い入山していきます。
入山できる時間帯は、日の出から午後3時まで(遭難防止のため)です。
今年は2年ぶりということもあって山林が一層生い茂り、一層迷いやすいことが予想されます。
熊との遭遇率も高まるかもしれません。
たくさん採れても無事に家まで帰れなければ元も子もありませんので、無理せず、無茶せず、油断せず、タケノコ採りを楽しみましょう!
注)当ブログはタケノコの採取量を保証するものではございません。生育状況や採取場所によって異なりますのであらかじめご承知おきください
お問い合わせは高山村まで【026-214-9243】
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