2019.10.12 [ 長野地域の【自然】子ども・若者長野地域の【環境】長野地域の【暮らし】その他 ]
「GHGP~グリーン・ヒルズ学校林プロジェクト」 みんなの森を手入れしよう!!
10月8日(火)に長野市冨田にある「グリーン・ヒルズ小学校中学校」にて、全校自然体験活動「GHGP~グリーン・ヒルズ学校林プロジェクト」が行われました。
この活動は、森林税事業の1つである「学校林等利活用促進事業」を活用して計画されています。
今回は、子どもたちが使うヘルメットやノコギリ、ショベルなどをお届けし、さらに林業技士、森林評価士、森林インストラクターなどの資格を持つ、林業のプロ安藤秀一さんの指導を受けながら、グリーン・ヒルズの学校林を整備していきます。
まずは、学校林の場所、樹種などを教えていただきました。
そして、60年前の周辺の写真を見せていただきましたが、木がほとんど生えていない(伐られている?)ことに驚きました。そして、当時の方たち(今はおじいちゃん、おばあちゃん)が子や孫のためにカラマツをたくさん植えてくれて、現在の森になっている。その森をみんなで「手入れ」して、さらに後輩たちに引き継いでいきましょう、ということでした。
また、安藤さんは「これから森の手入れをするときには、とにかく安全第一です。何が危険で、それを回避するためにはどうすればいいかをこれから教えていきます。普段はとても優しいけど、危険なときは怒りますよ!」と仰いました。
お届けしたヘルメットを装着して、準備します。
この道具たちは、(知らないおじさん(私)からのプレゼントではなく、)長野県のみなさんから年500円ずつ頂いている森林税を活用して、グリーン・ヒルズのみなさんに届けられていることを説明させていただきました。
歩いて10分弱の学校林に到着しました。安藤さんから、木の種類やどのように手入れしていくかのお話しがありました。安藤さんは、この森をみて、東屋やそれに続く遊歩道を思い浮かべたそうです。
これも危険の1つだと教えていただきました。キイロスズメバチ?
みんなが見守る中、実際にカラマツを伐倒する様子を見せてもらいます。
子どもたちは、大きなカラマツが倒れ始めると、歓声をあげていました。ほとんどの子が、こんな大きな木が倒れるのを間近で見るのは初めてじゃないかな?
こっちの方向に倒します、との宣言通り無事伐倒。見事な「つる」。
※「つる」・・・木を倒す方向やスピードを調節するために残す。左写真の倒れたほうの切り口に残っているギザギザの部分。
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