長野保健福祉事務所のヤマキチです。北信五岳の中で標高が1382mと一番低い斑尾山に登りました。善光寺平周辺の里山と大差ない標高の割には、独立峰のため中々立派な山容をしています。戸隠山を除く他の北信五岳と兄弟で、できた時期が古いため浸食等が進み、他の山より標高が低くなっているそうです。登山は林道を使った信濃町荒瀬原からのコースで、今年の猛暑の中登るため、朝の早い時間帯から登り始め、午前のおやつの時間には下山します。
車でその林道に入ろうとすると、土砂崩落のため通行止めの旨の案内があり不安がよぎりましたが、とりあえず行けるところまで行くことにします。無舗装の道は長く感じましたが、通行止めの場所もなく、登山口へ到着し、準備して出発します。まずは、斜面をジグザグ登り、釜石山に到着します。
釜石山からは、はじめ緩やかで途中から急登となる尾根を行きます。蟻の塔渡りという場所を通り、岩が露出している場所を少し登って大明神岳へ到着します。このコースは信越トレイルの南側の起点となっていますので、道中随所にその標識の矢印が出てきます。また、笹刈りも十分でよく整備されています。
大明神岳は尾根上の小ピークで、明るく特に西側の野尻湖方面の眺望が勝れていますので、一休します。盛夏で空気中の水蒸気が多く、眺望が霞んでいるのが残念。
大明神岳から斑尾山山頂へは、緩やかに一登りして到着します。この辺は、ブナの木が多く、幹のまだら模様がとてもきれいで、ひょっとしてこのことから斑尾山という名になったのかなあと思ったりします。
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