林務課のKGです。
今回は、今年6月に竣工したばかりの治山工事の事例をご紹介します。
現場は千曲市にある道路と鉄道に隣接した山腹斜面です。
昨年8月、線路脇で落石が見つかり、電車の運行に影響が出ました。
また、落石が衝突したガードレールは大きく変形してしまいました。
このような被害を繰り返さないため、落石防護柵を設置しました。
工事着手前は、山腹と道路を隔てるものが何もありませんでしたが、
(工事着手前 令和6年3月撮影)
防護柵の設置により、安全が確保できました。
工事が完了した数日後には、早速この柵が受け止めたと思われる石が落ちており、工事の効果を実感できました。
落石は複雑な自然現象であり、その場所にあった対策を行うため様々な検討を要しますが、これからも最善の方法を探り、対策を実施していきたいと思います。
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