2014.09.09 [ 長野地域の【自然】 ]
つれづれなる水の流れ ~信濃町~
また、写真のように堤防の長さも短いために、地形をうまく利用して効率のよい貯水をしています。
おそらく、集落内の水田用水を確保するために、雪の多い信濃町の自然条件を利用して、広い面積で雪を貯め込み雪解け水を徐々に利用したのではないかと考えられます。その点ではいい場所にため池を築造したと思います。皿池の利点は、太陽の光を一面に受けるので雪解けの冷たい水が温度上昇して、水田用水としての弱点を克服して収量を上げることにも貢献していると考えられます。
現代の我々にとっては、景色のいいため池です。
ため池の横には「むらおこし ぶんぶく亭」があります。のぞいてみると地元産のルバーブやブルーベリーを加工したジュースやジャム等を販売していました。店の裏では、「農事組合法人信州黒姫高原ファミリーファーム」の加工場があります。
ルバーブジュースを試飲しました。あっさりとした味で冷たくておいしかったです。食物繊維が含まれ美容と整腸にいいようです。材料は、ルバーブと上白糖のみで作られており、製造ロットで色合いが多少変わるのが、無添加のよさだと話をしていただきました。
このブログや記事に関するお問い合わせ窓口
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504