最後に、現在工事中の校庭脇に移動して、ノコギリを使ったセイヨウハコヤナギ(ポプラ)の枝切体験とチェーンソーの実演見学です。
児童たちは、説明(日本のノコギリは、引くときに切れます…)の後、枝打ち用のノコギリを使って、早速ポプラのひこばえの整理を体験しました。中には目を輝かせて、10本近くの枝を切る児童もいてビックリしました。
【汗をかきながらのノコギリを使った作業体験の様子】
続いて、当日の締めであるチェーンソーの登場です。今年チェンソーの取扱い研修を受講したばかりのwの説明の後エンジン始動。児童たちが2分以上もかかっていた木の伐採を、たった2秒で行ってしまうスーパーマシンに感動の様子でした。
【熱心にチェーンソーの説明を聞く児童】
今回の学習を通じて、学校の周囲に植えられた木は19種類でしたが、このうち、今回児童たちが学習できたのはその約半分の10種類でした。
特別支援学級の皆さんは、学習への取り組み姿勢や集中力に個性はあるものの、普段あまり注目していない身近な緑に接し、それぞれが改めて「学校の宝物」を発見してくれたものと思います。
振りかえれば、学習時には天気に恵まれ、ケガもなく十分に楽しんでいただけたそれぞれの1時間でした。
林務課では、今後も学習した木への樹名板の設置や、木の葉を使った工作など、同校の学習活動を支援していきたいと考えています。
私たちの身の回りには、住宅や施設、また街路などにたくさんの木が植えられています。皆さんもたまには休日や平日のお昼休み、また通勤途中などの細切れ時間を活用して、身近な自然を観察してみてはいかがでしょうか。これらの木々や自然は、きっと季節の変化に伴って、いろんな表情を見せてくれると思います。
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