こんにちは。環境・廃棄物対策課のゼロ子です
レポート①・レポート②に続き、2023年12月3日(日)に 開催した「ゼロカーボンミーティングin長野」の様子をご紹介します!
第3部では、信州大学の茅野先生をコーディネーターとして、事例発表者8名によるパネルディスカッションが行われました。
ディスカッションの中では、「長野地域で活動する利点や課題」が話題となり、
「市町村のアイデンティティがはっきりしていて、自分たちの地域に興味を持ちやすいのが特徴だと思う。この地域だからこそできそうなことがある。」
「自然に合わせて生活のリズムをつくらないといけないのが、良さでもあり、苦労する点。」
「逆に地域ならではのこだわりや、仕組みの古さもあるので、若い人が入ってきやすいように変えていくことが必要だと思う。」
といった意見が出ました。
また、「長野地域で多くの人を巻き込んでゼロカーボンを進めていくためにはどうしたらよいか?」というテーマでは、
「若者や学生が大きな取組にも気軽に参加できるような機会を作ってほしい。また、その情報を届ける工夫が必要。」
「“ここでしかできない暮らし”にこだわりながら、1人1人が自分の生活を組み立てていく中に、自分ができるゼロカーボンの取組を組み込んでいくことが大事。」
といった意見が出ました。
会場からも、
「事例発表で鳥獣害対策の話題があったが、食肉利用した後の皮革まで利用すれば、ファッションの取組にもつながるのでは?」
「シニアでも太陽光パネルの設置に興味がある人はたくさんいるが、パネルを設置したくても、その家を継いでくれる人がいない。」
「住宅政策、まちづくりや福祉にもゼロカーボンを組み込んで考えていくことが必要。」
といった意見が寄せられ、10代から70代まで、幅広い世代が集まった会場は大いに盛り上がりました。
会場には事例発表で登場した「栗イガのバイオ炭」や「アップサイクル製品」などが展示され、発表者に個別に質問する方もたくさんいらっしゃいました。
また、「ソルガム」の子実から作られたクッキー、パン、お茶の提供があり、マイボトルを持参してお茶を楽しむ方の姿も見受けられました。
会場には53名、オンラインでは40名の方がご参加くださり、長野地域で初めて開催した「ゼロカーボンミーティングin長野」は大盛況となりました。ありがとうございました!
ゼロカーボンミーティングが「自分にもできること」を新たに発見するきっかけの1つになったようであれば嬉しいです
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