こんにちは!環境・廃棄物対策課のゼロ子です
長野地域振興局では、2050ゼロカーボンのために「自分にもできること」に多くの方が気づくきっかけを作りたいとの思いから、管内の団体、NPO法人、市町村と一緒に「ゼロカーボンミーティングin長野」を開催しました。
2023年12月3日(日)に 信州・学び創造ラボ(県立長野図書館3階)で開催したこのイベントの様子をブログでもご紹介したいと思います!
第1部では、信州大学人文学部 准教授 茅野恒秀先生をお招きし、「長野県のめざす2050ゼロカーボンと私たちのくらし」と題した基調講演を行っていただきました。
茅野先生は、地球温暖化やゼロカーボンの基本的な解説から、長野県の課題とこれから目指すべき姿まで、身近な話題を織り交ぜながら、分かりやすくお話くださいました。
脱炭素のためにすべきことは世界水準ではっきりしてきていて、①必要最小限のエネルギー使用で済むライフ&ビジネススタイルへ切り替えること、②化石燃料から再エネへ転換すること、③それらを可能にするためのインフラを整備することの3つだということです。
必要最小限のエネルギーや省エネと聞くと、日本では「我慢」や「生活が不便になる」といったマイナスなイメージが持たれがちですが、外国ではもっとポジティブにとらえられていて、「エネルギー効率化を図ることによって私たちの暮らしがもっと便利になる」、「燃料や電気代に使うお金をもっと別のことに使うことができる」というような受け止め方がされているのだそうです。
長野県が目指す未来は、1人1人に我慢や無理を強いるのではなく、ゼロカーボンを地域の経済成長と組み合わせて達成する「本当の豊かさ」を実感できる社会にすることなのだというお話があり、難しい課題の中にも未来への希望が見える講演でした。
レポート②へ続きます!
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