ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山))

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久保産業さんの「ヤマブシタケ」への想いを取材しました!

みなさん、こんにちは!林務課のロコです。

令和5年度の長野県きのこ品評会において「ヤマブシタケ」で林野庁長官賞を受賞した久保産業有限会社さんに行ってきたのでご報告です!

みなさん、「ヤマブシタケ」って知っていますか?
食べたことあるでしょうか?

長野県が生産量の80%以上を占める「サンゴハリタケ科」のきのこです。
見た目はサンゴみたい!
白ウサギが長い房を垂らしてうずくまったような珍しい形をしており、
別名としては「ウサギ茸」とも呼ばれます。

食べ方は炒めたり、和えたり、揚げたりとどんな調理方法でもおいしいみたいですが、
久保社長さんによると、お吸い物とから揚げがおススメとのこと。
旨味がしっかり感じられるのだそうです

「試食販売等では売れるのですが、見た目がきのこっぽくないので、そのまま販売しても手にしてもらえることが少なくて……まずは1度食べてもらいたいですね」
なるほど…確かに……
「ただ、今年は、YouTuberの気まぐれクックさんという方が使ってくださったことで、販売数が伸びているんですよ」
「食べ方については、必ず聞かれるので、レシピをホームページにあげていますが、動画のほうがわかりやすいと思って、キッチンスタジオを整備しました」
久保産業さんのホームページ「信州きのこ工房」でレシピも動画もアップされています!

 

ヤマブシタケの弱点は日持ちしないこと。そのため生産者も少なく、流通にも乗りにくいそうです。
久保産業さんでは、乾燥し粉末状にしてお茶にするなど加工品にも力を入れているとのこと。
栄養価も高く(食物繊維が豊富!)、魅力的なキノコなので、ぜひ1度手に取って食べてみてほしいです。

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