2015.05.19 [ 長野地域の【観光】 ]
ママのお仕事への道1~女性・障がい者等就業支援デスクから~
こんにちは。
商工観光課のえみフライです。
昨年度設置した女性・障がい者就業支援デスク。少しずつ皆様に知っていただき、ご利用いただいていることをうれしく思っています。
先日、昨年度から求人開拓員と女性就業支援員が就業相談を行ってきた女性が、希望していた職種での就職が決まり、喜びの声を届けてくれました。
今回は、そんなうれしい声を紹介します。
数年前から、子育て支援センターで保育スタッフとして働いていたAさん。支援センター職員として、女性就業支援員が行っている就労相談会でお母さんたちが相談する姿を見てきました。以前から、栄養士の資格を生かした仕事をしてみたいと考えていたAさんは、ある日、いつものように支援センターの相談会に訪れた女性就業支援員に声をかけます。「私の相談にものってもらえますか?」と。そこからAさんの新たな就労に向けての活動がはじまりました。
初めての相談は、新たな就労のために退職を決意した直後でした。
「仕事を辞めてすぐだったので、とても不安だった」と、Aさんは当時を振り返ります。
当時、「管理栄養士をとりたい。でも資格を取るより働いた方がいいのでは」と、気持ちが揺れ動いている時期でした。そんな中行われた相談。「支援員は女性だったし、気楽に相談できた」というAさんは、支援員から「栄養士としてなら保育園の求人がある」と紹介してもらい、面接を受けてみようと決意します。この面接を通じて「自分は管理栄養士としてこういうところで働きたい」と確信したというAさん。管理栄養士の資格を取得しました。そして、今月、見事に福祉施設で管理栄養士としてのスタートを切ることとなりました。
数か月前、女性就業支援員から「栄養士として就労先を探しているAさんの相談にのってほしい」という連絡を受けた求人開拓員。支援員も同席のもとAさんとの面談を行いました。Aさんの管理栄養士として働きたいといった意志が強いあまり「言いたいことがあふれていて伝えたいことがうまく相手に伝わっていない」と指摘した求人開拓員。Aさんに対して、履歴書の書き方、面接のポイントをアドバイスすることにしました。そして、モチベーションが上がったAさんは、福祉施設の募集に応募。
その結果、面接では、「直接指導してもらったこと、練習をしたことが自信となって、うまく伝えられたと思う」とAさんも感じたように見事採用となりました。
「決断が本当にこれでよかったのかと不安だったけれど、女性就業支援員や求人開拓員に相談して様々なアドバイスをいただいたことで、ポジティブになった。また、お二人とも気さくで、リラックスして相談ができた。周りで悩んでいる友達みんなにすすめたい」
こんなうれしい言葉をいただき、女性就業支援員も求人開拓員もにっこにこ。
「女性の就業相談お待ちしています!私たち2人におまかせください!!」と頼もしい一言も。
「ここで相談を受けた方たちはすべて採用されている」という話もあるこの魔法の相談室で、このあとも2人の熱い打合せは続いていきました。
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