こんにちは、林務課のA2です。
今回は、10月29日に高山村主催の「チェーンソー講習会」が開催されましたので、その内容をご紹介します。
高山村では、再生可能なエネルギーの資源として、木質バイオマスの利活用を推進する観点から、薪ストーブ等の購入に対する補助を行っています。
そのため、薪ストーブ購入者等が薪づくり等を行う際にチェーンソーを安全に扱うために講習会を実施されました。
講師は長野地域振興局林務課の林業改良指導員と長野森林組合須高支所の技能職員が担当し、チェーンソーの安全な扱い方やチェーンソーの目立ての仕方などを講習しました。
参加者数は、薪ストーブユーザーが半分、果樹農家が半分で、夫婦での参加やチェーンソーの購入予定者など約10名の参加がありました。
まず、初めにチェーンソー作業は労働災害の発生率が高いことや、ケガをすると大ケガになること等から、作業にはヘルメット・防護服(ズボン)を必ず着用することが義務づけられていることなどの説明を
行いました。
その後に基礎知識、伐倒・玉切り方法、掛り木の処理、そして目立ての方法を学んでいただき、参加者が持ってきたチェーンソーの目立てを自分で行いました。
目立ての前と後で、丸太の試し切りを行い、目立てによる切れ味を確認しました。
目立てが上手に出来ると切れ味が良くなり、切った断面が平滑になることと、そして、出た「のこ屑」が長くなることも確認しました。
また、薪ストーブユーザー同士の情報交換の場ともなり、有意義な時間となりました。
高山村では、今後も薪ストーブ購入者等に補助を行う予定であるため、継続してチェンーソーの講習会を行う予定です。
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