2023.02.06 [ 長野地域の【農業】 ]
新人奮闘記@農業農村支援センター⑨ ~たねまき交流会の巻~
長野農業農村支援センター新人のYです😎早いもので、赴任から1年が経とうとしています😲😲新しい職場で新しい仕事ということで、大変さもありましたが多くのことを学べて、充実した1年でした💪皆さんはどのような1年を過ごされたでしょうか😊
今回は、信州の伝統野菜「小森茄子」復活プロジェクトの第2弾として、「小森茄子たねまき交流会」を1月26日に開催した様子をお届けします。
(「NBSみんなの信州」より)動画はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=1NtfKESYqQ8
昨年9月に行った第1弾「小森茄子試食会」の記事はこちら↓
小森茄子とは、長野市篠ノ井小森地区原産の丸茄子で、平成27年に「信州の伝統野菜」に認定されました🍆現在の栽培者は農家1軒と長野県更級農業高校のみ。「このままでは、小森茄子が廃れてしまう!!」という危機感を持った高校の先生からの依頼で、始まったこのプロジェクト!
今回は、栽培者を増やそうと、農家 ✖ 高校生による「たねまき交流会」を開催しました☆
当日は27名もの栽培希望者の方に高校にお集まりいただき、栽培方法のレクチャーから実際に種をまく「播種(はしゅ)体験」まで約1時間の交流となりました。
まずは栽培方法について、マニュアルを使って説明。農業農村支援センター担当者が伝統野菜を栽培する上で気をつけることなどについて話しました。
そして、お待ちかねの播種体験!農家の方、高校生ともに班に分かれて、1トレイあたり120粒の小森茄子の種をまきます。この日のために、高校生は事前に練習済み!
始めは緊張感がありましたが、高校生が播種方法を説明したり、実際に種まきを実践する中で、徐々に会話が生まれ、会場が明るい雰囲気に包まれました🤗
最後に育苗ハウスへ持ち込んで、今回の交流会は終了~
播種会場から育苗ハウスへ向かう道のりで農家と高校生が楽しそうに話している様子を見て、企画してよかったな~と実感😁⭐終わった後も、高校生から「楽しかった」との意見が聞かれ、普段関わることのない人との交流は良い刺激になったようです👌
当日はテレビ局1社、新聞社4社にも来ていただき、活況の中無事に幕を閉じました。
今後は苗になるまで高校で育て、育った苗を農家に渡して、各自で収穫・販売してもらいます🌱販売までの間には何度か交流会を行い、農家同士、また農家と高校生間のチームワークをさらに強化していきます💪「伝統を守る」という目標に向かって、来年度もこのプロジェクトに取り組んでいきます!!
本日はここまで。ではまた🖐
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