2011.08.30 [ 下伊那/治山レポ ]
型枠検査って?
<下伊那の治山現場レポート>
皆様お久しぶりです。
担当Sです。
蛭ネタの要望が強いのですが
そうはいっても、なかなかネタは続きません。
とはいえ、
シカの指の間に寄生するとか(有穴腫瘤)
http://www.tele.co.jp/ui/leech/yamabiru/sika.htm
こいつぁ、吸血しても卵だけ排出して、本人はシカと一緒にどこまでも動きます。
さて、今日は丁張検査、床掘検査に引き続き、型枠(かたわく)検査です。
型枠検査とは、治山ダムなどのコンクリート構造物を設計どおりの寸法でつくるために、コンクリートを型枠に流し込む打設(だせつ)の作業前に、型枠が規定の寸法どおりに設置されているかどうかチェックするためのものです。
この現場では、周囲に良好な岩盤があったため、最初の何回かのコンクリート打設では、型枠をあまり使用しませんでした。
で、今回は、多少前後した感じはありますが、型枠検査に行ってまいりました。
写真の奥の方が、今回の検査対象です。
結果はモチロン合格です。
こんな感じで、勾配を確認します。
他にも、長さや位置を色々な器具を使って検査します。
検査をしていながらも、現場の方達は明日のコンクリート打設に向けて作業を進めています。
コンクリートですが
セメント、水、砂、砂利からできていています。
言わば、砂と砂利を、セメントと水による接着剤でくっつけたモノです。
混ぜる分量や、セメントの種類により様々な物があります。
セメントは、要は石灰を焼いたもので、水と反応すると固まる性質があります。
硬化は比較的ゆっくりと進みます。
コンクリートは、セメント・水・砂・砂利を混ぜて作るのですが、混ぜた直後は、ドロドロしています。
ですので、思い通りの形に作るためには、ドロドロのうちに型枠に流し込みます。
ケーキというよりパティのお化けといった風情ですw
この、型枠にコンクリートを流し込む打設作業については、そのうち御紹介したいと思います。
今回は一寸硬い内容ですがwww
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