信州森林づくり応援ネットワーク

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平成31年度の林業作業体験講座がはじまりました!

塩尻市にある長野県林業総合センターの森林学習展示館です。

林業総合センター森林学習展示館では、一年をかけて「植えて、育て、伐って、使う」という林業の基本的な流れや技術を学ぶことができる「林業作業体験講座」を、4月14日(日)に開講しました。

初日は開講式とシイタケの植菌実習。
開講式では、10名の受講者全員の方から、講座に参加するきっかけや講座でどんなことを学びたいかなど、自己紹介を兼ねてお話をいただきました。
みなさんそれぞれの思いから、この講座に参加され、また講座に対する期待の声もいただきました。
講師をつとめる松本林業士会の会員も、一年間の講座が有意義なものになるようにしたいと身を引き締めていました。

午後はきのこを育てるための学習として、シイタケ栽培の基礎を学びました。先ずはシイタケの種駒(※1)を原木に打込みます。
電気ドリルで等間隔に穴をあけ、シイタケの種駒を打ち込みました。はじめての方は、最初は慎重で硬い動作でしたが、最後の方になるとテンポよく植菌作業を行っていました。

打ち込んだ原木は森林学習展示館の脇に仮伏せ(※2)を行い、シイタケ菌が成長するよう管理を行います。受講者の方には今後の講座の時、近くを通りかかった時には是非様子を見てもらうようお願いしました。

今回の講師には、松本地域で林業士として活躍されているシイタケ栽培者にも加わっていただき、収穫量をアップさせるための作業のポイントや、良い原木の見分け方などをプロの目線で教えていただきましたので、参加者の皆さんも真剣にメモをとっていました。

今年も松本林業士会の方々に一年間通じた講師をお願いしています。展示館職員共々、皆さんの技術習得と安全作業に向け講座を進めていきます。

 

※1:種駒・・径1cm、長さ2cm程の円筒形をした木片に、きのこの菌を培養したもの

※2:仮伏せ・・シイタケ菌が原木への活着を良くするため温度、湿度の管理を行う作業

 

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉

長野県林業総合センター 森林学習展示館

電話 0263-88-2035

(月曜日は休館日です。月曜日が祝日等の場合は、火曜日が休館日になります。)

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