2018.06.06 [ 林業総合センター ]
林業普及指導員って知っていますか?
長野県林業総合センター指導部です。
林業普及指導員とは、森林・林業に携わる多くの人を支援するため、専門の技術や知識を持った都道府県職員のことです。
林業普及指導員になるためには、その国家試験に合格する必要があります。とはいえ、この資格は、誰でも受験できるわけではなく、林業に関する知識と技術が一定の社会経験の中で培われていることが必要で、その知識と技術が確かであることを筆記試験や面接試験で確かめられなければ合格することができません。
今年度、長野県には、県下10か所の地域振興局林務課普及係または普及林産係に合計41人の林業普及指導員が配置されており、森林整備の推進や、林業を志す後継者の育成、安全作業の指導、市町村職員への技術指導など、森林・林業に関わる技術指導に駆け回っています。
この春の人事異動で、林業普及指導員として活動を始めた新任職員に対する研修が、5月24日から25日にかけて当センターで行われました。
林業普及指導員は、地域の皆様からの様々な相談事を一気に引き受けることが多いので、上の写真にあるような木材の特性や、下の写真にあるような県内で一番多く使われているカラマツの話などの知識をセンターの研究職員から指導を受けました。
さらに、知識だけでは山林所有者などから信頼されないので、研修の中では実際に木を伐採することも行いました。
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