2016.05.25 [ 林業総合センター ]
今年も伐木造材講習が始まりました
作業開始前後に行うことが望ましいとされる「体操の実施」の項目ですが、今まで出ていた旧版では、青い作業服で体操をしていますが、新しい版では、安全に関するガイドラインで、目立つ色合いの服装が望ましいとの記載があり、服装の色が変わっています。更によく見ると全員が防護ズボンを着用しています。
こうした変更を受けて、今年度の講習では、実際にチェーンソーを動かす場面では、顔面の保護と足の保護具を着用して頂き、ガイドラインに沿った講習を進めています。
チェーンソー作業における基本動作等が、大きく変わることはありませんので、当所で行っているような特別教育は、何回も受講する必要はありません。
しかし、チェーンソーによる作業は労働災害も多いので、作業を行う皆様も常に安全に対する意識を持ち続けることが重要です。厚生労働省でも、5年ごとに安全教育を受けることが望ましいとされています。
このための「伐木等業務従事者安全教育」については、林業・木材製造業労働災害防止協会(略称:林災防)長野県支部で実施しています。
なお、伐木造材講習(労働安全衛生法に基づく特別教育)の申込み方法は、林業総合センターのホームページをご覧下さい。
開催日程並びに申込み方法を掲載しております。
*注)林業総合センターでは、森林所有者、林業従事者など森林整備のためにチェーンソーを使用
される方を対象として、講習を開催しています。
建設業、造園業、電気工事等の業務においてチェーンソーを扱われる方は、林業・木材製造業
労働災害防止協会(略称:林災防)長野県支部が主催する講習を受講してください。
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林務部 森林政策課
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330