信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

みんなでつくる森の保育園

林業総合センター指導部です。

 

昨年度から、「森の保育園」をテーマに始めた「森の勉強会」。
昨年度3回の勉強会を実施する中で、「信州やまほいく」を運営する保育士さんや、自然を紹介する自然観察の指導を行っている方、はたまた私たちとのかかわりが深い林業関係者など、のべ82名の方にご参加いただきました。
今年度の森の勉強会を開催するにあたり、「みんなが楽しみながらできなければ続かないのでは?」と考え、今年度のテーマを「楽しくできる森の保育園」としました。
その第1回として、地域の皆さんと一緒に「信州やまほいく」に関わっている伊那市の高遠第2第3保育園に関わっておられる皆さんをお招きして、林業総合センターの森を活かした実践を、18名の参加者とともに実践してもらいました。
今回お招きしたのは、保育園の園長先生と、保育園を守り育てる地域住民の代表、保育園の保護者会代表、保育園の裏山を活動フィールドとして手入れを行った林業関係者、森での自然あそびを指導する指導員、さらにはこうした人をつなげた上伊那地域振興局の林業普及指導員の合計6名。
こうした多くのみなさまの協力で活動が行われているということで、まずは、林業総合センターの研修室に入って、自己紹介を兼ねた高遠第2第3保育園の活動事例の紹介。

資料を元に園長先生から活動の紹介があり、さらにそれぞれの皆さんからもどのような関わりがあるのかを紹介してもらいました。

その上で、実際のフィールドへと出かけます。
今回は、平日ということもあってお子様の姿は少なかったのですが、林業総合センターの森の一角に入って、具体的に何ができるのかをみんなで考えました。

さっと見ているだけでは見つからないような不思議な生き物も発見。
早速、自然観察を指導している講師からお話をいただく時間もありました。

最後は、森の中でのやまほいくをどのように進めていけば良いのかについて、参加者が感じている悩みや課題を共有する時間を設けました。

この中で、「「まちなか」にある保育園だと、なかなか自然と触れ合うのが難しくて」という意見がありました。
確かに、林業総合センターは森に囲まれた施設ですから、自然と触れ合いやすいのかもしれません。
でも、本当にまちの中だと子どもたちにとって魅力的な自然とのふれあいというのは難しいのでしょうか?
せっかくいただいた意見ですので、次回の森の勉強会では、「まちなかでもできる」ということをねらい、「身近な場所でも出来る子どもとの自然あそび」に注目して、9月15日(日)に実施します。

信州やまほいく」を実践できるような良い自然はない!
とお考えのみなさまの参加をお待ちしております。
今回参加できなかった皆様も、興味があればぜひお越しください。

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉
林業総合センター指導部
TEL:0263-52-0600
FAX:0263-51-1311
メール:ringyosogo@pref.nagano.lg.jp

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