信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

新しい林業士が認定されました

林業総合センター指導部です。

 

林業総合センターで実施していた今年度の「林業士入門講座」が12月に終了しました。

講座の修了者は、「地域林業のリーダー」として県内で活躍する「長野県林業士」として、認定審査を受けることができます。「長野県林業士」とは、長野県の林業を活性化するために、地域の現場で主体的に活動して頂く方に対して、昭和48年から長野県が認定しているものです。

この2月16日、平成27年度の林業士認定審査に合格した林業士に対して、認定証書が授与されました。

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審査会の当日は、長野県がお願いした7名の審査員が、林業士入門講座を修了し、「長野県林業士」を目指そうとする申請者に対し、個人面接を行います。個人面接では、長野県林業士としてふさわしい人材であるのかどうかを厳しく判断しています。

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この面接を行うため、審査員の皆様には、林業士の認定審査にかかる体験レポートなど、申請書類一式が届けられており、審査員の方々は、これを数日かけて熟読し、その上で審査に望んでいるようです。

こうして実施している面接審査ですので、実際に面接が始まると、これまでの自身の考え方の甘さを指摘され、声を詰まらせる一幕もありました。

 

こうした審査を経て、今回の授与式に際して、審査委員長である信州大学菅原名誉教授からは、「長野県林業士は、山に目を向けて、地域の住民と一緒に自らが汗をかいて、地域の森林が良くなるために働く覚悟を持つことが何よりも重要である。」という未来の活躍に向けたメッセージを頂きました。

新しく林業士に認定された皆さんには、林務部長から手渡された「長野県林業士証書」の重さを感じ、地域のために活躍して頂きたいと思っています。

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実は、林業士認定審査委員会の席では、受験者に対する指摘だけでなく、講座を企画運営する私たち林業総合センター指導部に対しても、厳しいご指摘をいただきました。

そればかりか、先輩林業士が集まる長野県林業士会の役員会の席でも、自分たちの仲間となる林業士の養成について、厳しい意見が出されました。

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こうした指摘を受けて、次年度の「林業士入門講座」では、さらに磨きをかけた内容にして、長野県の森林・林業の活性化につながる人材育成につとめてまいります。

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉
林業総合センター指導部
TEL:0263-52-0600
FAX:0263-51-1311
メール:ringyosogo@pref.nagano.lg.jp

 

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