2013.03.08 [ 上伊那/森林レポ ]
伊那小の活動「社会見学子どもエコツアー」
<上伊那の森林レポート>
平成25年3月7日(木)春の陽気に誘われて、伊那市立伊那小学校の4年生直組の児童の皆さん28名が「社会見学子どもエコツアー」と称して、上伊那森林組合を訪れました。
この社会見学は、「環境に関る様々な仕事を見学することを通して、環境を守っていくことの大切さを知ろう」を目的に開催され、上伊那森林組合と共に上伊那地方事務所林務課もお話をさせていただきました。
この木は私の手より大きいですね・・・などの親父ギャグはなく、水源涵(かん)養と言って、森林土壌が水を蓄える話をしています。
地球温暖化など、森林の持つ多面的機能の中には、木材の生産も森林の大切な役割であることも説明しました。
伊那小の皆さんは、説明の中の問いかけに対しても、積極的に発言があり、良い時間がすごせました。この写真は質問の写真ですが幾つか紹介します。
Q.授業の中で生菓子を作っているのですが、型が木で出来ているけど、長野県で作られているのですか?
A.長野県の森林は105万haあるので、その中には、生菓子の木型に使う木もあるけど、型が長野県で作られているかはチョットわかりません。
Q.長野県の木は減ってきているのですか?
A.森林の面積は、ここ50年くらいで見ると増えています。
昔、人口が増えたときは山を削って家を建てたりして減った時期もありましたよ。
木は毎年生長しています、面積は同じでも、木の量、材積と言いますが材積は増えているので、地元の木を沢山使うようにしています。
最後に、上伊那森林組合で製造している木質ペレットをお土産に持って帰りましたが、ポケットの中でバラバラになって、家の人に洗濯で怒られない事を願います。
PS:しおりを見ると、お団子のかわいい写真が・・・これが木型を使った和菓子かな?
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm
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