＜上伊那の森林レポート＞
　４月25日（水）に辰野町の辰野南小学校で「育ちの森・春」の活動が行われました。

　この活動は、辰野南小学校の「緑の少年団」の活動を地域ボランティアやＰＴＡの皆さんに支援していただきながら、春・夏・秋と毎年３回行われています。今回は１年生から３年生が辰野町富士山山林公園でキノコの駒打ちと植栽体験を行いました。

　キノコは「ヒラタケ」と「クリタケ」で、地元ボランティアの方が用意した原木に児童が駒打ちし、近くの森林内に埋め込みを行いました。このキノコは秋の活動の際にみんなで採取して食べる予定となっていて、みんな美味しいキノコが出来るように心を込めて駒打ちを行いました。

　地域ボランティアの方にやり方を教えていただきました。

　美味しいキノコが出来ますように。

　植栽はオオムラサキの育つ森を目指して、「エノキ」と「クヌギ」をみんなで植えました。この「クヌギ」は現在の６年生が３年生の時にドングリをまいたものを大切に育ててきた苗木です。

　また、植栽した場所は平成18年７月の豪雨災害で土石流が発生した場所で、治山工事で復旧した渓流沿いで行われました。

　オオムラサキが飛び交い、そして、災害に強い森林が育っていくことを願っています。

　木の植え方を真剣に聞いています。

　大きく育つように丁寧に植えました。

　子どもたちの周りをオオムラサキが飛び交う森林になることを願って。

　上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ（ＵＲＬは以下のとおり）からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm

＜本件に関するお問い合わせ先＞
上伊那地方事務所林務課普及係
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