信州森林づくり応援ネットワーク

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昨年の植樹祭の現場は・・・?その2

<上伊那の森林レポート>

 6月3日に当ブログにて紹介した昨年の長野県植樹祭の現場で、下刈作業を行いました。
 以前の状況はこちらをクリック

 下刈作業は、夏の日差しが強い7月22日(金)に行いました。
 なんと、この作業を手伝ってくれたのは、上伊那農業高校緑地工学科の3年生36名の男子と4名の女子の皆さんです。face03

 農業科目の「総合自習」の貴重な時間をいただいて行われた作業は、通常、刈払機を使用して造林地の下草を刈りますが、今回は下刈用の大ガマを使い作業を行いました。

 場所によっては、自分の身の丈まで伸びた雑草木を目印に立てた竹の棒を頼りに、植栽木を探しながら丁寧な作業が行われました。
 下の写真が下刈後の写真です。

 この写真で見ても分かるようにどこに植栽木があるのか見つけるのに苦労しますが、この場所は「ナツハゼ」が植えてあります。
 竹の目印棒の右横の淡い黄緑色の小さな木です。
 このように丁寧な作業のおかげで、雑草木に覆われていた植栽木も元気に顔を出しました。
 
 下の写真は、刈残しの場所・・・ではありません。
 植栽木に影響がなければ、山の恵み「タラノキ」も率先して残すようにしました。

 このように県植樹祭の会場も、次代の林業の担い手となるであろう高校生により整備されました。
 作業後の生徒の皆さんです、疲れきった表情face07が見て取れますが、心地よい汗であったろうと勝手に推測しました。

 作業前(上)作業後(下)の対比写真です、作業の成果が伺えます。

 下刈作業は、植栽後数年は続けなければならない作業です、今後も植栽地の状況を確認しながら必要な施業を行いたいと思います。
 上伊那地方事務所林務課からのレポートでした

<本件に関するお問い合わせ先>
上伊那地方事務所林務課普及係
TEL:0265-76-6825
FAX:0265-76-6828
メール:kamichi-rimmu@pref.nagano.lg.jp

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