来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

三郷スカイライン ~上高地への幻の道~

皆さんこんにちは。農地整備課のOです。
安曇野市の広域農道を走っていて、こんな案内標識を見たことはないですか?

(スカイライン…スカイライン?)

地名に混じって当然のように書かれている「スカイライン」とは何なのか?
今回ご紹介したいと思います。

看板に従って、スカイラインなる道路の入口に来てみました。
先ほどの標識では単にスカイラインとしか書かれていませんでしたが、ここでこの道の愛称が「三郷スカイライン」なのだと分かります。その始まりを覗いてみると…

「これ、進んで大丈夫……?」
スカイラインという爽やかな言葉のイメージに惹かれて訪れたドライバーが進入を躊躇うような、試される道路感が伝わってきます。
不安な気持ちを抑えつつ、アクセルを踏みます。

先ほどの入り口を見てドキドキした人は、進むにつれてもっとドキドキすると思います。
ところどころ2車線の部分もありますが、基本的には1.5車線くらいの暗くて狭いクネクネ道をひたすら登っていきます。
この日は雨の後ということもあり、路面状態もあんまりよくないです。対向車が来ないことを祈りながら、ハンドルを握ります。

さて、この三郷スカイライン、一体どこにつながっているかというと…行き止まりです
登り切ったところに展望台がひとつ、ぽつねんと立っていますが、その先へ行くことはできません。
正確に言うと林道や登山道はさらに先へ続いていますが、一般的な車道は何の予告もなく唐突に途切れます。

この不思議な道の正体は一体なんなのでしょうか?

郷土史を紐解いてみると答えがありました。(次のページに続きます↓)

1 2

このブログのトップへ

このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら

松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821