来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

廃線敷歩きを体験しました。

こんにちは。企画振興課のKKです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる様に、猛暑の夏も終わり過ごしやすい気候になりました。
少し前ですが、8月25日(日)に筑北村で行われた、JR東日本の「駅からハイキング」という企画に初参加しました。
旧国鉄篠ノ井線の廃線敷を歩くイベント企画ですが、日ごろ運動不足の私には良い運動になりました。話しかけられて一緒に歩いた方は何と大阪の方でした。(そんな遠くから参加とは・・・)
この様なイベントで日本各地を歩いて回り、日本の原風景に出会えるのが素敵だと話していました。
単純にどんな感じなのか興味本位だった私とは雲泥の差です。
それでは、少しご紹介させていただきます。

小仁熊トンネル(365m)入口
普段は安全のため鍵がかけられているみたいで、内部を見られる貴重な体験です。
入口で安全のためのヘルメットと、懐中電灯を貸してもらいました。

線路の下に敷いてある石ころを「バラスト」と言うそうですが、歩き慣れていないためか、
ゴロゴロして安定しない足元にめちゃ疲れました。
古いトンネルの中は明かりを付けなければ真っ暗で、細かいレンガ造りのトンネル内部の感触や、
明治35年に開通したこのトンネル内の、鉄道遺産の名残を見ながら歩きました。

トンネルを出ると、不動の滝が見られます。
暗いトンネルを抜け出た安心感と、滝から流れる水の音が清涼感を運びます。

鉄橋(第二倉鹿川橋りょう)
かなり劣化して歩くと落ちそうですが、短い線路部分が残っていました。
周りの景色はうっそうと茂っていて、何年も人を受け入れなかった感じがします。

第1白坂トンネル(45m)

短い45mの第1白坂トンネルを抜け、延長2,094mの第2白坂トンネル入口付近で折り返し、
この後は筑北村のキャンプ場や、保養施設等の方面を周るコースになっていました。
廃線敷の景色に興味のある方は、実際に現地に足を運んでみて直接ご覧になってください。
このイベントは、紅葉の季節の頃10月20日に西条駅で、10月26日、27日に明科駅でまた
あるそうです。
筑北村では、この夏から廃線敷800mの遊歩道の整備に取り組んできました。
この様な企画が、JRの利用促進や、筑北村の村おこしに繋がれば良いと思いました。

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