商工観光課　Sです。
11月15日に北アルプス・上高地で今シーズンの終わりを告げる閉山式が、河童橋のたもとで行われました。11月の始めは紅葉・黄葉の見頃でしたが、当日は数日前の積雪により雪化粧をした閉山式となりました。松本市によると2023年１月～10月の来訪者数は125万を上回り、ここ10年間で最多になったそうです。インバウンドが増えたことが要因とみていますが、閉山式にも多数の外国人観光客が見受けられました。

寒い中、大勢の観光客が式が始まるのを待っていました。。

河童橋より見守る観光客。

閉山式では、開山中の山の無事や自然の恵みに感謝し、来季の山の安全や繁栄を祈願する神事が行われ、安曇野市穂高神社の宮司さんが祝詞を奏上した後、参列者が玉串を奉奠（ほうてん）しました。

祝詞の奏上

玉串の奉奠

代表者の挨拶で締めくくり、無事に閉山式が執り行われた後に河童橋の上で鏡開きが行われました。お神酒が梓川に捧げられ、その後、その日訪れた観光客にお神酒が振舞われました。

鏡開きの様子

この日をもって上高地は冬季閉鎖となります。冬山の安全や、来年も４月27日に上高地の開山式が迎えられることを願います。