2014.05.20 [ 文化・伝統 ]
海と山
安曇野市の開山祭に穂高神社へ行ってきました。
神事は撮影が禁止なのでお見せできませんが、常念や蝶ケ岳などの山々に登山客が多く訪れるように、登山が安全であるように、神主さんが祝詞をあげていました。来賓の方々の挨拶には、「信州 山の日」への期待が込められていました。
ところで、穂高神社の祭神である穂高見命(ほたかみのみこと)は海神族(かいしんぞく)である安曇族の祖だといわれています。毎年9月に御船祭が行われているのもわかりますね。
その一方、穂高神社本宮のある安曇野は海から遥か離れ、奥宮は穂高山麓上高地の明神池畔に鎮座しています。海と山の関係はいかに。大海原と峻厳な山とは対照的であるようでいて、大自然という観点からは近いのかもしれません。山の恵みが川を流れて海に注ぎ込まれますので通じているんですね。
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