こんにちは!松本合庁トレッキング部事務局です!
令和4年9月3日(日)松本合庁トレッキング部は、常念岳日帰り登山に挑戦し無事登頂、下山しました。険しくも充実の道のりを報告します。
松本合同庁舎に初めて来たとき、多くの人の目が釘付けになるのが、北アルプスの常念岳です。(自分がそうでした)
写真は、合庁近くにて1月に撮影したものです。矢印が常念岳です。
松本平と安曇野の西方には北アルプスが連なり、季節を問わず、雄大で美しい山容を見せてくれていますが、中でもピラミッド型を呈したどっしりとした姿で主役を張っているのが常念岳です。常念岳を百名山とした深田久弥は、「美しい姿に惹かれて登りたくなる山」と評し、かのウェストンも「松本附近から仰ぐすべての峰の中で、常念岳の優雅な三角形ほど、見る者に印象を与えるものはない」と言った、と記しています。
それだけの山ですから登るのは容易ではありません。私たちは安曇野市の一ノ沢登山道から往復しましたが、通常、山小屋等での宿泊が推奨されています。今回の計画では5時半入山、17時下山の11時間半の行程としました。一日の行程としてはかなり長く、無理な行動は事故につながります。気象情報の把握や装備の確認をしっかり行い、出発です。
一ノ沢登山口から常念岳に登るコースは人気で、夏山シーズンの週末は駐車できない場合があり、道端への違法駐車対策もあってタクシーでの入山が推奨されています。今回、前日の土曜日が一日雨で登山者が少なく、駐車場が空いている情報を得たため、自車で駐車場まで上がることができました。それでも5時の時点で第一駐車場は残り3台程度の空きでした。(第2駐車場は完全に空いていました)
駐車場から15分で一ノ沢の登山口(写真)です。登山口にはトイレもあります。登山計画書はYAMAPアプリで作成、事前提出済みですのでこのまま出発です。入山時刻は5時30分です。
登山道の前半は森の中です。勾配は緩やかで快適に歩けます。一ノ沢ルートは全体に沢を横断したり道そのものが沢の一部になったりする場所が多く、丸太でしつらえられた橋を渡る場所もたくさんあります(写真)。前日の雨の影響で増水を心配しましたが、橋への影響はありませんでした。ただ全体に水量は多く、道のぬかるみや道に水が流れる場所は目立ちました。
やがて一ノ沢と道が接するようになります。豪快な流れを見ながら歩みを進めます(写真)。天気は午前中が曇りで風は無く、9時ごろには日も出るという予報で、暑くもなく気持ちよく歩けています。
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