6月16日、私たちは職員による政策研究の一環で、松本管内の北部3か村現地視察を行いました。今回はそこで体験してきたことをリポートしていきたいと思います
まず初めに、職員による政策研究とは、職員が政策力を習得することを目的とし、多様なグループで県政課題について研究を行う取り組みのことです。最終的な成果を発表する報告会で高い評価を得たものは、予算化等の施策へ反映されます。
私の入っているグループが研究しているのは
「松本地域北部3か村の地域活性化のための情報発信について」
というテーマです。松本地域北部3か村というのは具体的に、麻績村・生坂村・筑北村のことを指しています。
どの村も急速な少子高齢化や人口減少といった課題に直面していますが、そうした課題を、行政職員・地域住民が一体となって地域の魅力を発信していくことで地域活性化につなげることを目指しています。
と、堅い前置きはとりあえず置いておいて。
まずは自分たちが直接3か村を訪れて、その魅力を肌で感じてみよう!!
…というわけで「麻績村→筑北村→生坂村」の順で現地へ行ってきました
まずは麻績村です。なんといっても「聖湖(ひじりこ)」が有名ですね。一行も最初に聖湖へ向かいます。
麻績村役場から聖湖へ向かう途中、峠道のわきに趣のある建物が見えてきました。
こちらは「お仙の茶屋」と呼ばれる施設で、村民が有志で管理運営しているとお聞きしました。ここでは週末にしかない幻の蕎麦なるものが食べられるようです。この場所は眺めも良く市野川集落が見渡せました。
聖湖に到着すると、平日であったにも関わらず釣りをしている方、サイクリングをしている方が結構いました。聖湖周辺では5月にへら鮒釣大会、夏には自転車大会など様々なイベントが行われています。
次に訪れたのは、麻績村ではじめて国の登録有形文化財に指定された旧麻績小学校北校舎(愛称は麻績学舎(おみのまなびや))です。一度取り壊しになるという話が出ましたが、村民運動で取り壊しが中止となり、現在は大切に保存されています。この建物の一室は昭和時代の教室が再現されており、この部屋で使用される木製の机、椅子は昨年度県の「元気づくり支援金」を活用して整備されました。
最後に訪れたのは神明宮(しんめいぐう)。本殿、拝殿を含め5棟が国の重要文化財に指定されているそうです。鬱蒼とした木々に囲まれており厳かな空気が漂っていました。
残念ながらそのうちいくつかの棟は改修中でしたが、樹齢800年ともいわれる御神木があったりと、なにかしらのパワーを受け取れそうな場所でした。
麻績村を後にし、次は筑北村へ向かいます。
一行が訪れたのは、安宮神社(やすみやじんじゃ)(修那羅石仏群)。
鳥居をくぐってしばらく林道を歩きます。
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