来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

安曇野に現れた、幻の青ナシ「早梨」に迫る

こんにちは。松本農業農村支援センターのトムです。

皆さんは、『早梨(はやり)』という愛称の青ナシを知っていますか?

系統名は「南農ナシ7号」といって、実は長野県南信農業試験場で育成されました。(ちなみに、「南水」が1号、「サザンスイート」が4号です。)

 

昨年農家さんが収穫した「早梨」

 

実はこの「早梨」、南信農業試験場を除くと現在は安曇野市三郷地域でしか栽培されていません。
「早梨」を生産している農家さん曰く、将来的には安曇野地域の特産品種にしたいそうです。

 

ナシといえば、近年は「幸水」「豊水」「南水」をはじめとした赤ナシが多く、「二十世紀」のような青ナシを見る機会はめっきり減ってしまったと感じています。
そんな中、「早梨」は青ナシブーム再燃の起爆剤になるかも?!と、ひそかに期待しています。

 

7月半ばの「早梨」(写真奥)と「幸水」(写真手前)

 

「早梨」はその名のとおり早生の品種で、安曇野市では8月上旬に収穫できるとされています。ただ栽培事例が少ないため、松本農業農村支援センターでは今年から果実の成熟度調査を実施中です。

収穫予定日の数週間前から色、大きさ、糖度、酸度、味などを調査し、今後の適期収穫に役立てるためのデータを収集しています。

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