令和7年6月24日(火)に、安曇野市 三郷 室山で「令和7年度(第37回)松本地区植樹祭(第75回長野県植樹祭(松本会場))」が開催されました。
この松本地区植樹祭は、森林の水を育む力、災害防止、木材生産等の貴重な財産を後世に残し引き継ぐために、毎年市町村の持ち回りで実施され、市町村の意向により植樹祭(植栽)又は、育樹祭(森林整備)を開催しています。
今回は植樹祭の開催となりましたので、県植樹祭の分散会場として、第75回長野県植樹祭(松本会場)としても開催されました。
県植樹祭協賛企業の方々からは、苗木、ペットボトルのお茶、お菓子等の協賛品をいただき、参加者へ配布させていただきました。
前日から天気は雨で夜中まで降り続きましたが、明け方には止み、当日は雨に降られることなく開催となりました。
安曇野市役所、地域振興局等から集まったスタッフは、午前8時に集合し、会場の設営、植栽地及び除伐地の整備、昼食の準備を行いました。
午前10時になり式典が開始されました。
最初は、松本地域森林林業振興会長(塚原麻績村長)から開会の言葉をいただきました。
続いて共催代表者あいさつ松本地域振興局長(斎藤局長)、歓迎のあいさつ安曇野市長(太田市長)、来賓祝辞中信森林管理署長(高塚署長)と続き、
三郷小学校の児童代表11名の皆さんが、「みどりのふれあい宣言」を、元気な声で読み上げました。
今回の植樹祭に参加した三郷小学校の皆さんには、記念品としてジョーロ13個、木工作材料一式が贈呈されました。
作業実施に伴う「植樹作業の説明」を、松本広域森林組合あづみ支所長(丸山支所長)が説明されました。
式典の最後には、来年度に植樹祭(育樹祭)を開催する筑北村(太田村長)から閉会の言葉を頂きました。
10時30分に式典が終了し、来賓、共催者、参加者が、各々の植樹会場と森林整備(除伐)会場へ向かいました。
植栽会場では、来賓及び共催者が、標柱建立と記念植樹を行いました。安曇野市の市木であるケヤキ1本と、旧三郷村の村木だったユリノキ1本を植栽しました。
また、三郷小学校の児童の皆さんと、県植樹祭協賛者等が、ヤマザクラ50本、ツツジ180本、クヌギ100本、モミジ50本の植栽を行いました。
除伐会場では、安曇野市招待者と一般参加者等が式典会場周辺の広葉樹の除伐作業を行いました。
参加者の皆さんは、一生懸命にノコギリを使用して、前日に降った雨で滑りやすくなっている足元を注意しながら、丁寧に作業を行っていました。
11時30分には、それぞれの会場での作業が終了し、昼食の時間となりました。
おにぎり2個(昆布と辛味みそ)、安曇野市の特産である新玉ねぎを使った玉ねぎスープ、市内で獲れたシカ肉のから揚げ、お茶、甘酒、お菓子を味わい、作業の疲れを癒しました。
午後からは、森林教室が開催されました。
三郷小学校の児童の皆さんが、コースター作りと、地面に立られた複数の木のピンをめがけて、木の棒を投げるゲーム(モルック)で使う、木のピン等の作製を地元の木で行いました。その後モルックゲームを楽しみました。
森林教室の詳細については、このブログの別の記事で紹介する予定ですので、楽しみにしていて下さい。
午後の2時30分には、三郷小学校の皆さんも帰路に着き、植樹祭の行事が無事終了しました。
参加した児童や参加者の皆さんに少しでも森林に興味を持っていただき、森林整備へのお力沿えをいただけたらありがたいと思います。今後もよろしくお願いします。
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