2025.01.15 [ その他 ]
木曽路を歩く⑨(宮ノ越~福島)
総務管理・環境課のとうふです。
木曽路を歩く第9回の今回は、宮ノ越から福島(木曽福島)まで歩きます。
宮ノ越駅から宮ノ越宿の間は、前回と重複するため省略します。
下の写真は宮ノ越宿を出たところです。県道をのんびり歩いていきます。
宮ノ越一里塚跡
江戸から68番目。石碑と解説板のみです。
この付近には生コン工場があり、大型トラックが通行するためか道路は広く整備されています。
原野集落。宮ノ越宿と福島宿の「間の宿」(宿場間に自然発生的に発達した休憩処)であり、
古く立派な建物が数軒残っています。
この先、原野駅を通過すると、木曽駒ヶ岳一帯が見えるようになります。
写真は午前中なので逆光ですが、雄大な山々を眺めながら歩くことができます。
中山道中間点 (地図のリンクを付けてあります。ぜひご覧ください。)
ここがまさに、江戸と京を結ぶ中山道のちょうど中間だったようです。
ちなみに、すぐ近くの「道の駅日義木曽駒高原」にも中山道中間地点の石碑がありますので、
国道をお越しの方も「中山道の真ん中」に思いを馳せることができます。
さて、この先、今回唯一の草道区間となります。
雰囲気が出てきました。
小川が流れていました。水が透明でとても綺麗です。
橋がありました。とてもシンプルなつくりの橋で、足元もしっかり見えます。
橋を渡ると、今回の草道区間は終わりを迎えます。
ちなみに、この区間は橋を含めた草道を通らず、国道を迂回することもできるので、橋は少し通りにくいと感じる方でも安全に歩くことができます。
手習天神
木曽義仲の勉学のため、学問の神として勧進したものだそうです。
この地域には木曽義仲を育てた中原兼遠という人物の屋敷跡もあり、宮ノ越と同様木曽義仲ゆかりの地です。
出尻一里塚跡
江戸から69番目。国道沿いにあるので、ここを通る方は(何かあるな)と思ったことがあるのではないでしょうか。
ここまで来れば福島の町はもうすぐです。
福島の入口へ到着しました。大きな関所門が建っています。
町へ入る手前ですが、今回はここまでとします。
次回は日本四大関所の「福島関所」を抜け、「福島宿」を歩きます。よろしければご覧ください!
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