2015.01.30 [ 味・食文化 ]
木曽川源流の酒蔵 ~ ふるさと信州寄附金協賛事業者訪問(その2)
税務課のAです。
ふるさと信州寄附金協賛事業者訪問シリーズの第2弾は、木曽川源流の里 木祖村で360年余の歴史を紡ぐ清酒「木曽路」の蔵元、(株)湯川酒造店 さんです。
湯川酒造店さんには、平成25年度から協賛事業者として参加いただいており、寄附された方に贈られるお礼の品の中で、「木曽路 特別純米酒2本セット」が大人気商品となっております。
(本年度は1月分までで約350人に発送。人気第1位!)
歴史を感じさせる風格ある店構え。
役場の北東約200メートル、旧中山道藪原宿の一角に店舗があります。
杉玉(酒林)は造り酒屋のシンボル。店の軒先に緑の杉玉が下がると、新酒の仕込みが始まった合図。その後枯れて茶色になることで、いよいよ熟成し飲み頃になった時期を知らせます。
県道を木曽川沿いに上高地方面に向かって進むと役場の先に「湯川酒造店」の看板が目に入ってきますが、そちらが、この店舗の裏になる工場(酒蔵)・事務所の入口です。
まず、事務所を訪ね、第十六代当主、社長の湯川尚子さんに日本酒造りの現状や将来展望、自社製品の特徴などのお話をうかがった後、酒蔵を案内していただきました。
ここで働く「蔵人」は、社長さんを含めて6人。
時刻は午後2時を過ぎており、朝からの蒸しや仕込みなど緊迫した作業時間を避けての訪問のためか、蔵内は静かでした。
1 洗米・浸漬・蒸し・放冷
精米歩合55%に研がれた美山錦。
その一粒は普段見慣れた白米に比べてかなり小さい。
この酒蔵での作業工程は、米を洗うところから始まります。
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