こんにちは、農業農村支援センターのMです。
家庭菜園をはじめ、露地野菜の栽培が始まる季節となりました。
農作物を荒らす有害鳥獣から畑を守るため、大桑村主催の「有害鳥獣防除対策電気柵講習会」が、5月14日に現地圃場で開催されましたので御紹介します。
当日は、20人近くの農業者や家庭菜園をされている方々が参加され、研修会は大変にぎわいました。
木曽地域は特にサルの被害が多いため、地域振興局林務課鳥獣対策専門員から、サルに対応した電気柵の設置方法のポイントと設置上の注意の説明を受けたのち、実習として参加者全員で電気柵を設置しました。参加者からは説明時だけでなく実習中にも多くの質問があり、電気柵への理解が深まりました。
今回の研修でのポイントをあげてみますので、みなさんもチェックしてみてください。
1 どのような動物により被害を受けているか確認してみましょう
2 動物にあった電気柵を正しく設置しましょう
3 電気柵は設置した後の管理を徹底しましょう(以下の点について気を付けてみましょう)
①電気が流れているか、できるだけ毎日確認する。
②電流が弱ければ、原因を確認して復旧させましょう。
③除草をしっかり行いましょう(雑草に電牧線が触れると漏電する)。
④電牧線の間隔をしっかり確認する(線がたるんでいたら侵入しやすくなる)。
⑤踏み台になるものを周囲に置かない。
大切に育てた野菜を守るためにも、電気柵の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
電気柵の基本についてまとめてみましたので、「電気柵の設置のいろは」を御覧ください。
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