総務管理・環境課のとうふです。
このシリーズもついに20回目を迎えました。
今回は、三留野宿から妻籠まで、少し短いウォーキングです。
※今回のウォーキングは6月下旬、梅雨の晴れ間です。
三留野宿から1kmほど距離がある南木曽駅。
駅の形もホームの構造も木曽福島駅に似ています。
中山道を歩くために、一度南木曽駅の裏へ回ります。
手前に木曽森林管理署の土場(木材集積場)、その奥にJR南木曽駅、さらに奥には桃介橋を望む、いい景色です。
園原家住宅
元神官のお屋敷だそうです。江戸時代中期の神官屋敷、また民家建築を知ることができる貴重な遺構として、長野県宝に指定されています。
一般公開はされていない模様です。
SL公園
中山道のすぐ脇には、旧中央本線の線路がありました。
今は線路の一部が残され、D51蒸気機関車が置かれ、小さな公園になっています。
中山道は少しずつ山の中へ。雰囲気が出てきます。
かぶと観音
木曽義仲が自身の兜につけていた観音像を祀ったのが始まりだそうです。
義仲が育ち、旗揚げの地となった木曽町を離れても、随所に木曽義仲関連の逸話が残っているのがここ木曽地域です。
ここを過ぎ、少し歩くと、いよいよ・・・
「重要伝統的建造物群保全地区」へ入ります。
看板がかなり傷んでおり、地図はほぼ読めず、文字も辛うじて判読可能といった状態です…
しかし、さすが「保全地区」、ここから明らかに雰囲気が変わり始めます。
林の中に石畳の道が出現。当時からの石畳かはわかりませんでしたが、一気に街道らしさが増してきます。
上久保一里塚
江戸から80番目。ここまで歩いてきて初めて登場する、左右の塚がともに残っている貴重な一里塚です。
この一里塚ですが、すごく大きいです。特に写真右側の塚は…
手前の案内板が私の背丈より少し高いくらいなので、高さ180cm前後と思われます。
塚の大きさ、実感していただけますか…?
お茶屋さんの建物が残る道。
静かな林の中を進むと、日光も遮られて快適に歩けます。
ここまでくると、妻籠宿は目の前です。
妻籠宿に着きました。ここからは次回へ回します。
今回歩いた道のりでは、外国人観光客の姿も徐々に見え始めました。
「中山道」の雰囲気が強く現れ始め、彼らが歩くのも頷ける道でした。
改めて、次回は妻籠宿です。
奈良井宿と並ぶ「重要伝統的建造物群保存地区」であり、見どころ満載な宿場となっていますので、更新をお待ちください!
今回の歩行記録なのですが、誤って消してしまいました…
記憶では、距離4km程度、所要時間2時間弱だったかと思います。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583