こんにちは木曽農業農村支援センターのフネです。
木曽地域振興局林務課、木曽農業農村支援センターなどで構成している木曽地区野生鳥獣被害対策チームでは、野生鳥獣による農林水産業被害の軽減を図るための活動をしています。
チームの活動として、被害防除手法のひとつである「電気柵」の基本的な設置方法や適正設置のポイントについて学ぶ研修会を開催しました。
電気柵は、野生動物の侵入を防ぎたい場所に設置する、電気が流れる柵のことです。人間や動物が触れても安全な設計になっており、触った時の感覚は少し強めの静電気を受けた時のイメージです
写真のように守りたいものを囲うことで、やってきた野生動物が柵に触れた時に流れる電気にびっくりして逃げていきます
講師として、鳥獣害対策資材の製造販売を行っている(株)協和テクノさんをお招きしました
県林業大学校のグラウンド横にある山林を会場に、町村職員や農業委員さん、農業講座の受講生など延べ25名が参加しました。
はじめに、林務課から木曽地区の農林業における野生鳥獣被害状況について説明しました。
その後、(株)協和テクノさんから会場に設置した電気柵をお手本に適正設置のポイントについて説明がありました。
説明を受けた後、2班に分かれて実際に電気柵を張ってみる演習を行いました。
実際に電気柵を張ってみると、思っていたより簡単に張れるということに驚く声もありました。
電気柵は、ポイントを抑えて設置すればとても効果的な手法です。
今回学んでいただいたことを持ち帰っていただき、実践してもらえることに期待しています
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