2021.04.28 [ その他 ]
山菜採りは、マナーを守って安全に‼
木曽地域振興局林務課のMです。
季節の流れが例年より早く、今年の春はもう山菜の季節になってきたようです。そこで、山菜採り等の山での活動を楽しんでいただくために、気にかけていただきたいことをお知らせします。
採取が禁止されている場所には立ち入らない。
山には、所有者の方が「山菜やきのこの採取禁止」を立て看板等で表示している場所や、山菜類を栽培している場所があります。こうした場所に所有者の許可なく立ち入って、山菜等を採取しないでください。
林業総合センター育林部 提供
確実に知っている山菜しか「採らない、食べない、人にあげない」
春の新芽や根だけで山菜の種類を見分けることは難しいので、自分で確実に見分けができる山菜以外は採取しないでください。
長野県ホームぺージ 「食べると危険!有毒植物に注意しましょう!」
https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kenko/iryo/yakubutsu/yudoku.html
山菜を採りきらないで
山菜を採る時は、来年のシーズンも採れるように、「二番芽、三番芽は必ず残して採取する」、「根は残す」、「あちこちから少しずつ間引いて採る」、「小さすぎるもの、大きくなりすぎたものを残しておく」などの山菜採りのルールを守りましょう。
林業総合センター育林部 提供
周囲に注意!安全を確認をしながら採取しましょう。
山菜類は、クマにとっても重要な食べ物。山菜のある場所にはクマがいる可能性があります。そのため、クマ鈴やラジオなどの音を出して、クマに人がいることを知らせながら行動しましょう。
しかし、山菜取り等に熱中すると、周辺への注意力が散漫になることや、渓流の水音などでラジオや鈴の音がクマに届かない場合があります。
参照 木曽林務課だより「冬眠明けのクマにご注意ください‼」
https://www.pref.nagano.lg.jp/kisochi/kisochi-rimmu/documents/r304_02rimmukadayori.pdf
山菜採り等で山に入る際は、クマに注意するだけでなく、事前の体調チェックほか、夢中になって道に迷わないようにすることなど、家で待っておられる家族の方のためにも無事に帰ることを第一に行動しましょう。
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